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最新情報、アドバイス、当ファイル作成上の原則



最新情報のご案内


このファイルには、部位別に米国での現在の標準的な治療法に関する情報(の在処)を記述しています。最新情報は、関連の部位別情報データベース(このファイルの「トップページへ戻る」のリンクからジャンプ)の「治療ニュース、論文、総説」のところをご覧ください。

上記の項目には、欧米の約 50 の専門雑誌、学会報告、ニュース、などのサイトの最新号に於けるがんの治療に関する情報の在処を、可能なかぎり包括的にご紹介しています。決して、極々少数の記事だけを載せているようなものではありません。患者さんや家族さんのご参考にしていただけるものと思います。

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アドバイス


治療を医者に決してお任せにならないことをお勧めします。このファイル(もし不十分でしたら、本やインターネットの他の資料)を勉強することで自ら状況を把握され、医者と対等に議論する姿勢を忘れないようにしてください。


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当ファイル作成上の原則


複数の資料を参考にしてこのファイルを作成していきますが、各参考資料の内容を無理にまとめることはせず、原則として参考資料ごとに全て併記しておきます。重複したり、場合によっては資料間で矛盾しているように思われる場合があるかも知れませんが、データを残すことを重視しました。

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§ 疾患名=卵巣がん(Ovarian Cancer)§

卵巣がん(Ovarian Cancer)

§資料 A §



資料 Source

American Cancer Society ホームページ
原文へのリンク: 本コーナーでは、記事概要の迅速なご紹介を目的としています。詳細・内容は、下記リンク先の原文をお読みになって、ご確認ください。(但し、個別のページのアドレスは、変更される場合がありますので、トップページへのリンクです。ご了解をお願いします)


American Cancer Society のホームページ




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A0+ ステージ決め

原文へのリンク: 下記リンクからジャンプして、原文をお読みください。(但し、個別のページのアドレスは、変更される場合がありますので、ほとんどトップページへのリンクです。ご了解ください)
American Cancer Society のホームページ


記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

ステージ決めとは、がんがどの程度拡大しているかを記述するプロセスのことである。大部分の明らかに広範囲に拡大しているわけではない卵巣がんについてのステージ決めは、手術のときに行われる。組織サンプルを骨盤部のさまざまな部分や腹部から採取し、顕微鏡で検査する。

ステージ決めは非常に重要である。何故なら、ステージが異なれば予後が異なり、治療法も異なるからである。

医療チームに対して、ステージ決め手順について質問し、手術後は、ステージが何であったかを確認すること。このことは、治療についての決定に自ら参加するために必要である。

卵巣がんのステージ決めは、AJCC / TNM システムに従って実施する。これは T、N、M という3つの指標のそれぞれについて番号で拡大の程度を示す仕組みである:

◇T の意味: T というのは、腫瘍(Tumor)の T であり、原発腫瘍の程度を表す。
◇N の意味: N は、近くのリンパ節への拡大の程度を表す。
◇M の意味: M というのは、転移(Metastasis)の M であり、転移(遠く離れた臓器への拡大)の有無を表す。

もう1つ、FIGO システムと呼ばれるものがあるが、AJCC / TNMシステムで置き換えられつつある。

本コーナーの目的は、情報のありかと記事概略をご紹介することです。どうぞ本ページ冒頭のリンク先の原文をお読みください (原文内容は頻繁に改訂されており、ご紹介が間に合いません)


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【Tの各段階】

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American Cancer Society のホームページ


記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

◇Tx : 腫瘍の程度の記述がない(データ不足のため)
◇T1 : がんは卵巣に限局している(片側、又は、両側)
‥‥T1a : がんは、片側の卵巣にあり、卵巣の外側に出ておらず、骨盤部から採取した液体中にも存在しない。
‥‥T1b : がんは、両側の卵巣にあるが、卵巣の外側に出ておらず、骨盤部から採取した液体中にも存在しない。
‥‥T1c : がんは、片側、又は、両側の卵巣にあり、卵巣の外へ出ている、又は、骨盤部から採取した液体中に存在する。
◇T2 : がんは片側、又は、両側の卵巣にあり、骨盤組織に拡大しているか、又は、骨盤内面の粘膜表面に拡大している。
‥‥T2a : がんは子宮、又は、卵管に拡大しており、骨盤部から採取した液体中には存在しない。
‥‥T2b : がんは、その他の骨盤内組織へ拡大し、骨盤部から採取した液体中には存在しない。
‥‥T2c : がんは、子宮、又は、卵管、又は、他の骨盤内組織へ拡大し、骨盤部から採取した液体中に存在する。
◇T3 : がんは、片側、又は、両側の卵巣にあり、骨盤外の腹部粘膜に拡大している。

‥‥T3a : 拡大しているがんは、非常に小さく、顕微鏡でしか見ることができない。
‥‥T3b : 拡大しているがんは、目で見えるが、2cm未満である。
‥‥T3c : 拡大しているがんは、2cm以上の大きさである。

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【Nの各段階】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

N のカテゴリーにより、がんが近くのリンパ節へ拡大しているか否か、拡大している場合は、何個のリンパ節へ拡大しているかを表す。
◇Nx : リンパ節への拡大について記述できない(データ不足のため)
◇N0 : リンパ節への拡大なし。
◇N1 : がん細胞が、近くのリンパ節に存在する。

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【Mの各段階】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

M のカテゴリーにより、がんが遠くの臓器(肝臓、肺、近くではないリンパ節、など)へ拡大しているか否かを表す。
◇Mx : 遠方への拡大について記述なし(データ不足のため)
◇M0 : 遠方への拡大なし。
◇M1 : 遠方への拡大あり。

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【グレードに関するカテゴリー】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

グレードが高いほど、がんが拡大しやすいことを表す。
◇グレード 1 : 良く分化している。(正常組織と類似して見える)
◇グレード 2 : あまり良く分化していない。(卵巣の組織のような感じを与える度合いがより少ない)
◇グレード 3 : 分化の程度が低い。(卵巣組織とほとんど類似していない)

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【ステージのグループ化】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

上記のようにして T、N、Mの各段階が決められたら、それらを統合してグループ化し、ローマ数字の I〜IV(普通の数字で言えば、1〜4)でステージを表現する。以下は、そのようなグループ化がなされた結果である。

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【ステージの意味】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

◇ステージ I : がんが卵巣に限局している。
‥‥ステージ IA : がんは片側の卵巣だけに存在しており、卵巣の内側に限局していて、外側の表面には存在しない。腹部や骨盤部の洗浄液からは、がん細胞が見つからない。
‥‥ステージ IB : がんは両側の卵巣に存在し、卵巣の外側表面には存在しない。腹部や骨盤部の洗浄液からは、がん細胞が見つからない。
‥‥ステージ IC : がんは、片側、又は、両側の卵巣にあり、以下の条件のどれかを満たしている:
‥‥‥片側、又は、両側の卵巣の外側の表面にがんが存在している。
‥‥‥嚢胞性の腫瘍(液体によって満たされた腫瘍)の場合、カプセル(腫瘍の外壁)が破裂している。
‥‥‥検査で、腹部の液体、又は、洗浄液から、がん細胞が見つかっている。

◇ステージ II : がんは片側、又は、両側の卵巣にあり、骨盤内の他の臓器(子宮、卵管、膀胱、S状結腸、直腸、など)に拡大している。
‥ステージ IIA : がんは、子宮か卵管へ拡大している。検査で、腹部からの洗浄液にがん細胞は見つからない。
‥ステージ IIB : がんは、骨盤内の近くの臓器)膀胱、S状結腸、直腸、など)に拡大している。検査で、腹部からの洗浄液にがん細胞は見つからない。
‥ステージ IIC : がんは、IIA や IIB の場合のように骨盤内の臓器に拡大しており、検査で、腹部の洗浄液からがん細胞が見つかっている。

◇ステージ III : がんは、片側、又は、両側の卵巣にあり、以下の条件のどれかを満たしている。:
‥がんが骨盤を越えて、腹部の粘膜まで拡大している。
‥がんがリンパ節へ拡大している。

‥ステージ IIIA :ステージ決めの手術のとき、卵巣に存在しているがんは見ることができるが、腹部には肉眼ではがんは認められないし、リンパ節にも拡大していない。しかし、顕微鏡で生検サンプルをチェックすると、上腹部の粘膜に微小ながんが認められる。
‥ステージ IIIB :がんは、片側、又は、両側の卵巣にあり、腹部にも 2cm未満だが、目で見ることができる大きさのがんがある。がんは、リンパ節に拡大していない。
‥ステージ IIIC :がんは、片側、又は、両側の卵巣にあり、以下のどれかの条件を満たしている:
‥‥がんがリンパ節へ拡大している。
‥‥腹部に、2cm超の大きさのがんがある。

◇ステージ IV : がんは、片側、又は、両側の卵巣にある。遠方への転移(肝臓、肺、その他の腹腔の外にある臓器、への転移)が起きている。卵巣がんの細胞が胸水中に見つかれば、それも、ステージ IV の証拠となる。

◇再発性の卵巣がん: 治療の終了後に病気が再発したケースである。

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A1+ 治療の概観

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

診断の後、治療チームからいくつかの治療選択肢の提案がある。あわてずに選択肢をよく考えること。理解しにくいことがある場合は、説明するよう求めること。治療法の選択は主として、がんのタイプとステージとによって異なってくる。最初の治療として外科手術を受けなかったケースでは、正確なステージが分からないことがある(手術から得られるデータでステージを判断することがあるため)。そのような場合には、その他の入手可能な情報を基にして治療が行われる。

最良の治療選択肢を決める段階で考慮されるその他の要因として、患者さんの一般的健康状態、子供をもうける予定があるかどうか、その他個人的な条件、がある。

単なる高齢は決定的な要因ではない。何故なら、いくつかの研究で、より高齢の患者さんが卵巣がんの治療に耐えることができるという結果が示されているからである。

治療についての決断をする前に、さまざまな治療法のもつリスクや副作用について必ず理解しておくこと。

卵巣がんに対する主な治療は、外科手術、化学療法、放射線療法、場合によっては、これらのいくつか、又は、全部が勧められることがある。

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A2+ 外科手術

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

どの程度の外科手術を受けるのかは、がんがどの程度拡大しているか、及び、患者さんの一般的に健康状態がどのようであるか、によって異なる。患者さんが妊娠可能年齢で、腫瘍が特定のタイプであり、がんが早期である場合、卵巣を両方とも切除しないように、また、子宮を切除しないように試みられる。

いくつかの外科的技術を用いて卵巣がんを治療する。手術の名称を説明しておく。子宮を切除することは、子宮摘出という(「全」とついた場合は子宮頸も切除する意味)網を切除することは、大網切除術といい、リンパ節を切除することは、リンパ節切除術という(リンパ節生検ともいう)。卵巣と卵管はそれぞれ 2 つあるから、一方を切除する場合と両方を切除する場合とを区別する。一方の卵巣を切除することは、片側卵巣摘出といい、両方とも切除することは両側卵巣摘出という。卵管についても同様に、片側卵管摘除術、又は、両側卵管摘除術という。しばしば、複数の臓器を切除する場合がある。例えば、卵巣と卵管両方を切除することは、両側卵管卵巣摘出術という。

その他の重要な外科手術として、腫瘍減少手術( cytoreduction、debulking)がある。この手術では、仮に全部の腫瘍が除去できなくても、出来るだけ多くの腫瘍を除去することが試みられる。医者の大部分は、この手術によって、患者さんの予後が大幅に改善できると考えている。

上記の、手術名の部分的なリストは、卵巣がんについて読んだり、治療チームと討議する場合に有用であろう。しかし、患者さんは、自分の状態や推奨される治療法について、単純かつ、医学的でない言葉で説明するよう、堂々と治療チームに要求すべきである。(*)

(*)mougitaro注: 医者のいわゆる「医学用語」で煙に巻かれてはいけません。医者に単純な言葉で説明させれば、誰でも容易に理解できる事柄ばかりです。

担当外科医として卵巣がんの手術に熟練している者を選ぶのは重要である。一般産婦人科医に手術が可能というものではない。従って、一般産婦人科医は、産婦人科腫瘍医に紹介する。担当外科医に対して確認すべきこととして、その医者が卵巣がん治療に熟練しているか、がんを正しくステージ決めできるか、必要な場合には腫瘍減少手術ができるかどうか、といったポイントがある。さもないと、腫瘍減少手術が必要になったとき、再手術が必要になることがある。

大部分の患者さんは、手術後、病院に 3〜7日滞在し、4〜6週間以内に日常活動を再開できる。

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A3- 代替治療



A4+ 上皮性卵巣がんのステージ別治療



【ステージ IA、IB 】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

これら 2 つのステージの場合、選択される治療は、外科手術である。グレードの検査結果が、1 か 2 (がんの組織が正常組織に或る程度似ている)である場合、外科手術だけで十分である。

実施されることがある外科手術としては、子宮摘出、卵管摘除術、卵巣摘出、大網切除術(大網{上腹部にあり、腸を広く覆っている脂肪組織}の一部の切除}がある。

手術の間に、臓器の組織サンプル、網、リンパ節、骨盤部や腹部の内面の粘膜、といったものが採取され、顕微鏡で検査される。(がんが拡大しているかどうかの確認のため)

がんが拡大していない場合でも、グレードが 2 又は 3(とくに 3 )の場合は、化学療法が勧められることがある。化学療法剤としては通常、プラチナ系化学療法剤と paclitaxelが使われる。これらの化学療法の 3〜6コースが実施される。

もしがんがよく分化している(正常組織に類似している)ケースで、患者さんが子供をもうけたい場合、手術で切除するのを、がんのある側の卵巣と卵管だけにすることがある。

グレード 3 のがんは、ステージ IC (次項)と同様に治療される。

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【ステージ IC 】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

ステージ IC (及びグレード 3 の)場合は、主要な治療法は外科手術であるが、化学療法が追加されることになる。化学療法としては通常、プラチナ系化学療法剤と paclitaxelによる治療を 3〜6 コース実施する。

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【ステージ II (IIA 、 IIB 、 IIC )】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

このステージとして診断されることはあまり多くないが、このステージでの手術はステージ I の場合と同様である。

骨盤部の腫瘍の可能な限り多くの腫瘍を除去する必要がある。(これを腫瘍減少手術という)

補助療法として、併用化学療法、又は、(頻度は少ないが)放射線療法が実施される。過去に於いては、腹膜内へ放射性リンを投与することが実施されたが、現在では、大部分の医者が化学療法のほうをより好む。

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【ステージ III( IIIA 、 IIIB 、 IIIC )、及び、ステージ IV 】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

これらに対する治療選択肢は同じである。最初の外科手術は通常、ステージ II の場合と同じである。子宮、卵管、卵巣、大網、を切除する。

腫瘍減量手術も行われる。(可能な限りの腫瘍を除去する) 残っているかも知れない腫瘍が少ないほど、予後も良好である。外科医の大部分は、2cm以上の大きさの腫瘍は残さないようにするが、残りがもっと少なければもっと良い。この種の外科手術を実施するために、腸の一部の切除が必要になることがある。

外科手術から回復の後、併用化学療法を行う。最もよく使われるレジメン(併用メニュー)は、carboplatin(又は、cisplatin) + タキサン系化学療法剤(paclitaxelなど)である。この併用化学療法を通常 4〜5ヶ月間実施する。

外科手術の後、化学療法の間、化学療法の後、といった各段階で、腫瘍マーカー( CA-125 )が正常値であるかどうか確認のため、血液検査が行われる。CA-125レベルや、画像診断(CTスキャンや超音波)が正常である場合、治療チームとしては、「見直し」手術(腹腔鏡手術か開腹術)を実施したいかも知れない。

腹腔鏡手術の場合、臍の下に小さい孔を開け、ライト付の細いチューブを挿入する。これを使って、腹腔内を観察して、治療がどの程度成功しているかを確認するのである。

開腹術の場合は、十分に長い切開をして、骨盤部や腹部の内部を観察し、生検サンプルを採取する。「見直し」手術の結果に基づき、追加の放射線療法や化学療法が必要かどうかを決めることができる。

但し、「見直し」手術で治療が改善されることは、証明されていない。従って、「見直し」手術は卵巣がん治療の標準的な一部というわけではなく、通常、臨床試験の一部として実施される(例えば新しい治療法の有効性を、「見直し」手術で確認する)。

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【再発性、又は、治療抵抗性の卵巣がん】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

上皮性卵巣がんが再発した場合、治療として実施されることがあるのは、追加の外科手術、及び、それに続く併用化学療法である。通常このようなフォローアップの治療というものは、最初の治療よりも成功することはより少ない。しかし、最初の治療後の無病期間が長かった(数年間とか)ケースでは、2 回目の治療が良く奏功することがある。

再発性卵巣がんに於いて、最も一般的な問題は、腹部への液体の貯留と、腸の閉塞である。腹部の貯留液体は、穿刺術と呼ばれる方法で治療する。皮膚を麻酔した後、注射針を使って液体を抜く。この作業を必要に応じて繰り返す。時には、腹部への化学療法剤の直接投与を考慮する。このような作業をしても、しばしばがんはまた再発するが、このような作業によって、生存期間を伸ばせたり、症状を緩和できることがある。

腸の閉塞に対する治療は、より難しいことがある。しばしばがんが腹部内で大きくなりすぎて、手術では解決できないことがある。皮膚を経由して胃までチューブを通し、消化管の中に貯まった、痛みの原因となる液体を抜く。

新しい治療法についての臨床試験で、再発性や治療抵抗性の卵巣がんの患者さんにとって利益が得られるかも知れない。治療チームに対し、自分のタイプのがんにとって、好適な臨床試験に関する情報を聞いてみること。

再発性や治療抵抗性の卵巣がんに対し、高用量化学療法 + 幹細胞移植が実施されてきた。しかし、この治療法には、非常に重症の副作用が伴うし、生存期間を伸ばせるかどうか分かっていない。この治療法を実施するとしたら、この治療法を改善するために行われている臨床試験の中でのみ実施すべきである。

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A5+ 「潜在的悪性化が低い」腫瘍(ボーダーライン腫瘍)の治療

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

これらの腫瘍は、 LMP 腫瘍、異型増殖腫瘍、ボーダーライン腫瘍とも呼ばれる。

これらのケースでは、腫瘍のある卵巣と、同じ側の卵管を通常切除する。特定のケースでは、単に、卵巣嚢胞(腫瘍を含んでいるもの)だけを切除する(この手術は、卵巣嚢胞切除術と呼ばれる)。もしがんが、一方の卵巣以外には見られず、患者さんが将来妊娠することを望む場合には、それ以上の外科手術は、この段階では、実施しない。

卵巣嚢胞切除術や、一方だけの卵巣の切除を考慮すべきケースでは、産婦人科腫瘍医(女性の生殖系のがん治療専門家)と相談したほうが良い。

子供をもうけるつもりがない場合には、両方の卵巣、両方の卵管、子宮、を切除する。がんがより進行したステージにある場合は、可能な限りのがんを除去する(腫瘍減少手術)。

卵巣外にはがんが拡大していない場合、化学療法や放射線療法を最初の治療の中で実施することは一般的には行われない。再発した場合に、化学療法と、おそらく放射線療法、の実施が考慮される。手術の追加も考慮されることがある。

ボーダーライン腫瘍のケース(全てのステージをあわせて)の 5 年生存率は、約 90%である。

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A6+ 卵巣胚細胞腫の治療

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

良性の胚細胞腫の場合は、卵巣の、腫瘍を含む部分だけか、稀であるが、卵巣全体を切除することで、治癒する。

悪性の胚細胞腫の場合は、産婦人科腫瘍医と相談したほうが良い。何故なら、このようながんはかなり稀である(卵巣がん全体の 5%以下)からである。

◇化学療法について

特定のケース(グレード 1 の未熟型奇形腫や、ステージ IA の未分化胚細胞腫、のそれぞれ一部)以外の、胚細胞腫では、全て、併用化学療法を実施する。頻繁に使われる併用化学療法は、 BEP と呼ばれるレジメンで、bleomycin、etoposide、cisplatin(Platinol)の併用である。但し、他の併用化学療法が実施されることもある(とくに、臨床試験の一部として実施される化学療法や、再発したケースの場合)。

◇放射線療法について

過去に於いては、未分化胚細胞腫の治療のために放射線療法がしばしば実施された。しかし、最近では併用化学療法のほうが、同等以上の結果を示している。将来妊娠の可能性があり、片方の卵巣だけを切除した患者さんの場合、化学療法のほうが、残った卵巣へのダメージが少なく、妊娠する上で困難を生じることがより少ない。従って、現在では、放射線療法を未分化胚細胞腫への主な治療として使うことは稀である。

特定のケース、例えば再発の場合、放射線療法を化学療法に追加することがある。

◇ステージごとの治療法

卵巣胚細胞腫の大部分のタイプ、ステージについて、同じ治療が実施される。

重要な例外を明らかにするために、正確な腫瘍の分類、ステージ決めについての注目が必要となる。
片方の卵巣だけにがんがあり(ステージ IA)、将来妊娠する希望がある場合、がんのある卵巣と、同じ側の卵管だけを切除する。将来妊娠を希望しない場合、子宮、両方の卵巣、両方の卵管を切除することがある。

両方の卵巣にがんがある場合(ステージ IB)、両方の卵巣と、両方の卵管を切除する。時によっては、片方の卵巣の一部だけを除去することで卵巣機能の維持が可能であることがある。このようなケースでは、産婦人科腫瘍医と相談したほうが良い。子供をもうけることが完了している場合は、子宮は切除することがある。しかし、将来の人工受精による妊娠を可能にするために、子宮を残すことがある。

がんが、卵巣外に拡大している場合(ステージ IC 以上)、がんのある卵巣と卵管を切除する。そして、腫瘍減少手術を実施することがある(出来るだけのがんを除去し、しかも重要な臓器へのダメージを避ける)。

◇ステージ IA 未分化胚細胞腫の治療

未分化胚細胞腫が片方の卵巣に限局している場合、その卵巣と、同じ側の卵管だけを切除するだけで、手術後の化学療法を実施しないことがある。このやり方をとる場合には、再発を発見するため、慎重なフォローが必要である。このやり方の利点は、このステージの患者さんの大部分では、再発することはなく、化学療法が不要であることである。

◇グレード 1 の未熟型奇形腫の治療

このタイプの腫瘍は、大部分ががんでない組織から構成されており、顕微鏡で見た場合に、いくつかのがん性の領域だけが、未熟組織(胎児の組織)のように見える。このタイプのがんは、切除後に再発することは稀である。ステージ決めが正確に実施されているとすれば、このタイプの場合は、がんがある側の卵巣と卵管だけを切除することで治療することがある。がんの細胞集団が卵巣外にある場合でも、顕微鏡で見て、それらのがん細胞が成熟しているように見える(成人の組織に似ている)場合は、外科手術の後の化学療法は不要である。

◇再発性か、治療抵抗性の胚細胞腫の治療

このようなケースで実施される治療としては、化学療法、又は、稀であるが、放射線療法、などである。化学療法に於いては、VIPと呼ばれる併用化学療法(vinblastine + ifosfamide + cisplatin)が使用される。また、BEPと呼ばれる併用化学療法(bleomycin + etoposide + cisplatin)も、(患者さんがこの併用化学療法を受けたことがない場合)、使用されることがある。

再発性か、治療抵抗性の胚細胞腫のケースでは、臨床試験への参加で重要な利益が得られることがある。自分のがんのタイプについての臨床試験関連の情報提供を治療チームに求めること。

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A7+ 卵巣間質性腫瘍の治療

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卵巣間質性腫瘍が発生するのは、卵巣の結合組織の細胞である。(結合組織というのは、卵巣を支え、また、ホルモンを産生する組織である) 卵巣間質性腫瘍はしばしば、エストロゲンやプロゲステロン(いずれも女性ホルモン)を産生する。頻度はより低いが、アンドロゲン(男性ホルモン)を産生することもある。

卵巣間質性腫瘍は、上皮性腫瘍や胚細胞腫瘍に比べれば頻度は少ない。大部分の卵巣間質性腫瘍は良性であり、腫瘍を含んでいる方の卵巣の外科的切除により治療する。

悪性の卵巣間質性腫瘍は、より頻度が少ない。この場合は、最初は、がんのあるほうの卵巣を出来るだけ完全に切除することで治療する。反対側の卵巣が肥大している場合は、生検を行う。

これらのがんは、何年も後になって再発することがある。しかし、これらのがんの予後は、非常に良い。何故なら、成長が非常に遅いからである。再発性の卵巣間質性がんに対する標準的な化学療法は、ない。使用される化学療法剤をいくつかあげれば、vincristine、cisplatin、doxorubicin (Adriamycin)、cyclophosphamide、などである。放射線療法を実施することもある。

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A8+ 放射線療法

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

過去に於いては、放射線療法はしばしば使用されたが、現在では、卵巣がんの治療用としては、放射線療法は稀にしか使用されない。

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【外部線源放射線療法】

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この方法の場合、線形加速装置と呼ばれるマシンから放射線をがんにぶつける。照射は、1 週間に 5 回で、これを数週間続ける。1 回の照射にかかる時間は、ほんの数分間であり、診断用の X 線撮影を受けているのと似ている。このように、実際の照射に必要な時間は非常に短かく、ほとんどの時間が費やされるのは、がんに正確に放射線をあてるための位置決めのためである。

外部線源放射線療法を実施している間、皮膚が日焼けのように見えたり、そのような感じがしたりすることがある。これは次第に褪せていき、6〜12ヶ月で正常な外観に戻る。腹部や骨盤部は放射線に敏感であるため、多くの患者さんで、疲労感、吐き気、下痢、が副作用として起きる。

副作用が起きた場合には、治療チームと討議すること。症状を軽減する方法があることがある。

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【近接照射療法】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

近接照射療法とは、放射性物質を体内(の卵巣の近く)に埋め込み、そこからの放射線で治療をする方法である。卵巣がんの場合、この方法は稀に実施される。

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【放射性のリン】

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この方法では、放射性のリンの溶液を、腹部に点滴する。放射性のリンは、腹部表面粘膜のがん細胞に入り込み、これを殺す。直後の副作用というものはないが、腸の瘢痕化を起こすことがあり、消化管のトラブルにつながることがある。

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A9+ 化学療法

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

全身的化学療法では、薬を静脈注射したり、経口服用したりする。薬は、血液中に入り、身体の全ての部分へ到達する。従って、全身的化学療法は、がんが転移した場合の治療法として、有用となり得る。

腹腔内化学療法では、薬を腹部に直接注入する。このやり方により、薬は高濃度で腹膜上のがん細胞に達し、身体のその他の部分への到達量は限定される。従って、一定の副作用が軽減できる。

化学療法薬は、がん細胞を殺すが、一定の正常細胞にもダメージを与える。従って、副作用を注意深く避けたり、最小化する必要がある。副作用は、薬の種類、投与量、投与期間によって異なる。

一時的な副作用としては、吐き気、嘔吐、食欲低下、脱毛、発疹、口内炎、などがある。卵巣がんの治療用に使用される薬の中には、腎臓や神経に障害を与える薬がある。

化学療法剤は、骨髄にある造血細胞にダメージを与えることがあるため、血球数が少なくなることがある。その結果起きることがあるのは:
◇感染リスクの増大(白血球不足による)
◇軽度の切り傷やケガによる出血やアザ(血小板の不足による)
◇疲労感(赤血球の不足による)

大部分の副作用は、治療を止めれば消失する。髪は通常、治療が終了すれば伸びてくる(外観は異なるようになることがある)。化学療法の一時的な副作用の多くに対しては、治療法が存在する。例えば、吐き気や嘔吐の予防や軽減のためには、制吐剤が有効である。

恒久的であることがある副作用としては、早期の閉経や、子供をもうける能力への障害がある。

稀であるが、化学療法剤の中には、急性骨髄性白血病の原因となるものがある。これは二次的ながんと呼ばれる。治療チームは、どの薬にこのような副作用があるかを知っているので、患者さんとの討議が必要となる。化学療法剤がもつ卵巣がん治療におけるプラスの効果は、白血病を起こすという小さな可能性を補うものである。

上皮性卵巣がん対する化学療法の典型的なコースは、6 サイクルから構成される。「サイクル」というのは、定期的な薬の投与と、休みの期間から成るスケジュールのことである。異なった薬は、異なったサイクルを有しているので、腫瘍専門医が、個々のケースに合わせてスケジュールを作成する。
化学療法剤は通常、1 サイクルを 3〜4週間で投与(静脈注射・点滴)される。実際に投与される薬の多くは、併用化学療法の形で投与される。米国のほとんどの腫瘍専門医は、併用化学療法のほうが、単剤よりも、卵巣がんの治療により有効であると考えている。

標準的なアプローチは、プラチナ系化学療法剤(cisplatin、carboplatin)の 1 つと、タキサン系化学療法剤( paclitaxelなど)の 1 つとの併用である。プラチナ系化学療法剤の中では、carboplatinのほうが cisplatinよりも副作用が少なく、同程度に有効であるため、好まれている。

上皮性卵巣がんは、化学療法が奏功する傾向があるが、再びがんが成長を始めることがある。そのような場合、プラチナ系化学療法剤やタキサンの投与サイクルを追加して治療することがある。また、それら以外の薬で治療することもある。そのような場合に使用される化学療法剤としては、topotecan、アントラサイクリン系化学療法剤(doxorubicin{Adriamycin}、など)、リポソーム剤型の doxorubicin(Doxil)、gemcitabine、cyclophosphamide、vinorelbine(Navelbine)、hexamethylmelamine、ifosfamide、etoposide、topotecan + 5-FU、などがある。

肺細胞腫瘍に対しては、上記と異なる併用化学療法がしばしば行われる。:
 特定のケース(グレード 1 の未熟型奇形腫や、ステージ IA の未分化胚細胞腫、のそれぞれ一部)以外の、胚細胞腫では、全て、併用化学療法を実施する。頻繁に使われる併用化学療法は、 BEP と呼ばれるレジメンで、bleomycin、etoposide、cisplatin(Platinol)の併用である。但し、他の併用化学療法が実施されることもある(とくに、臨床試験の一部として実施される化学療法や、再発したケースの場合)。

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A10- 臨床試験



A11+ 新しい研究と治療

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◇最近開発された薬を使用した新しい併用化学療法が研究中である(例えば、topotecan + gemcitabine)。また、モノクロナル抗体(がん遺伝子産物{HER2蛋白質のような}をブロックしてがんの成長を遅らせるようデザインされたもの)も臨床試験中である。

◇また、標準的な化学療法剤を非常に高用量投与し、その後に、副作用からの”レスキュー”(救助)目的で患者さん自身の幹細胞(未成熟の血液細胞。骨髄から採取するか、又は、特別なフィルターを使って、血液から採取する)を注入する方法が研究されている。

上記の幹細胞は、高用量化学療法の前に採取し、高用量化学療法が完了した後に、患者さんに注入する。この方法により、副作用としての血球数減少を乗り切る。

しかし、この方法は、非常にリスクの高い、未だ実験的な手法である。何故なら、しばらくの期間、患者さんには血球の正常な供給がないことになり、感染のリスクが非常に高まるからである。この方法を希望する場合は、臨床試験の中で受けるべきであるかも知れない。

◇遺伝子治療も研究されている。がん抑制遺伝子に欠陥があると、卵巣がんが成長・拡大することが知られている。正常な遺伝子をウィルスに入れ、そのウィルスを作り直してがん細胞に感染させ、正常ながん抑制遺伝子で(欠陥がある遺伝子を)置き換える。これにより、細胞の成長が正常になるという原理である。

遺伝子治療の原理にはもう一つある。新規のウィルス遺伝子をがん細胞に取り込ませる方法である。このようなウィルス遺伝子をもったがん細胞は、抗ウィルス剤で殺されやすくなる(抗ウィルス剤は正常な細胞にダメージを与えない)。

◇さまざまな、免疫療法(免疫システムを活性化して、がん細胞を殺す方法)で卵巣がんを治療する方法が研究されている。一つのアプローチは、サイトカインを使う方法である。このような物質のいくつか(インターフェロン、インターロイキン、腫瘍壊死因子、など)が研究されている。

もう1つのアプローチが、免疫システムにがん細胞を認識させるようにするワクチンの開発である。また、卵巣がん細胞を選択的に認識し、攻撃する抗体の開発が行われている。おそらく、これらの方法のどれか、又は、全て、と化学療法とにより、卵巣がんが治癒できる日が来るであろう。

◇がんは成長のために、血管を成長させて、栄養を受け取る必要がある。この過程を血管新生という。新しい血管の形成を妨げて卵巣がんの成長を止めるための、新しい薬が開発中である。これらの薬のいくつかについては、既に臨床試験中であり、もっと強力な薬について、間もなく臨床試験が始められるものと期待されている。

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§資料 B §(未記入)



§資料 C §(未記入)



§資料 D §(未記入)