目次

【index】


§ 本資料作成上の原則、アドバイス §



【本資料作成上の原則】



『内容記述上の原則』

複数の資料を参考にして本資料を作成していきますが、各参考資料の内容を無理にまとめることはせず、原則として参考資料ごとに全て併記しておきます。重複したり、場合によっては資料間で矛盾しているように思われる場合があるかも知れませんが、データを残すことを重視しました。


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『薬の名称について』

薬の名称は、英語の一般名で記述します(世界的なルールでは、英語の一般名が最も正式で、どこへ行っても確実に通用する名称です)。カタカナ名や、商品名については、本サイトの化学療法剤各論のページなどを参考にしてください。


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【アドバイス】

現在化学療法を受けておられるかたは、どのような薬が使われているのか、常に医者に確認されることを強くお勧めします。現状を把握しておけば、いろいろな戦略を自分で立てることができます。治療の内容を知っておけば、それ以外にも本当に多くの場面で役に立ちます。


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§ 疾患名=乳ガン(Breast cancer) §

乳ガン(Breast cancer)


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§資料 A §



資料名

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化学療法の内容



【in situ疾患の治療(省略)】



【浸潤的な疾患の治療】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

乳ガンの近代的な治療は、集学的治療(外科手術、化学療法、ホルモン療法、放射線療法の適切な併用)による。 個々の患者に対する治療は、腫瘍の大きさ、腋窩リンパ節への拡大の有無、エストロゲン受容体(ER)やプロゲステロン受容体(PR)の発現の程度、腫瘍組織のタイプ、標準化された病理学的なグレード、閉経前か後か、によって個別化して実施する。NIH Consensus Conferenceは、2000年に、乳ガンの補助療法に関するガイドラインを更新した。

本コーナーの目的は、情報のありかと記事概略をご紹介することです。どうぞ本ページ冒頭のリンク先の原文をお読みください (原文内容は頻繁に改訂されており、ご紹介が間に合いません)


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『補助療法としてのホルモン療法』
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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

補助ホルモン療法は、IHC(ハーセプテスト:HER-2の発現を調べるテスト)で評価して、ガン組織に ERや CRが生存する場合にだけ実施される(下記※参照)。補助薬としてtamoxifen(タモクシフェン)を使用した場合、再発リスクが 50%低下、乳ガンによる死亡率が 28%低下することが示されている。

※2件の臨床試験に於いて、ER陰性の場合、化学療法にタモクシフェンを追加しても成績は改善せず、閉経前の患者では有害でさえあることが示されている。従って、ホルモン療法は、年齢、閉経前後、リンパ節への拡大の有無、腫瘍サイズ、のいずれにも無関係に、ERや PRが陽性の場合にのみ実施される。

乳ガンのホルモン療法の目的は、腫瘍がエストロゲン枯渇状態になるようにすることである。このような状態を実現するためには方法が3つある:
‥1 タモクシフェンや toremifeneを使用して、受容体をブロック(予めふさぐ)方法
‥2a(閉経後の患者) アロマターゼ阻害剤(anastrozole, letrozole, exemestane)を使用して、体内でのエストロゲン産生を抑える。
‥2b(閉経前の患者) 黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH)類縁体(goserelin等)で体内でのエストロゲン産生を抑える。
‥3(閉経前の患者) 外科的に卵巣の機能をとめる(mougitaro注:外科的な手法については、何か適当な資料をご覧下さい)

ホルモン療法に今まで最も多く使われてきたのはタモクシフェンであるが、最近発表された臨床試験結果からは、anastrozoleのほうがタモクシフェンよりも、閉経後の患者のための補助薬として優れているらしい思われる。タモクシフェンを使用する場合には、毎日 20mgを 5年間投与することになる。無症状の患者の場合、子宮内膜ガンに関する特別な検診(経膣超音波法、子宮内膜の生検)を行うことは勧められない。

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『補助化学療法』
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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

補助療法としての場合、多剤化学療法は、単剤による化学療法よりも優れている。多くの臨床試験の結果、アントラサイクリンを組込んだ補助化学療法メニューが、従来の CMF(表2を参照のこと)メニューよりも、優れていることがわかってきた(少しだが、統計的な有意差あり)。補助薬化学療法により、乳ガンの死亡率が約 25%低下する。但し、どの特定のアントラサイクリン組込みメニューを選ぶべきかは、現在も研究中である。
最も頻用されるメニューの用量や投与スケジュールについては、表 2を参照のこと。

ドキソルビシン(アドリアマイシン)とシクロホスファミドとの併用(ACメニュー)では、「閾用量」というものがあり、前者で60mg / 平方メートル(mougitaro注:体表面積のことと思われる)、後者で600mg /平方メートル以上に用量を増やしても、効果はそれ以上改善しない。しかし、或る臨床試験では、FECメニュー(5-fluorouracil + epirubicin + cyclophosphamide)の場合、エピルビシン(epirubicin)の量を増やすと、無病生存や全体的生存が有意に改善するとの結果が示されている(腋窩リンパ節陽性な手術可能なケースで)。※

※mougitaro注: doxorubicinも epirubicinもアントラサイクリン系であるが、doxorubicinの一定量以上の増量は無意味であると考えられているのに対し、epirubicinでは増量に意味があるかも知れない。その意味で、 FECメニューについて説明してあるようです。

高用量化学療法と幹細胞・骨髄移植の方法については、標準的な化学療法と比較しての優位性は今までの所、示されていない。

臨床試験2件が、taxanesを補助療法に使用した場合の効果について実施され、有望な結果が得られている:
そのうちの一方の臨床試験では、ドキソルビシンを 60mg/平方メートル、75 〃、90〃の各用量で投与されるグループに分け、これらのグループを更に、paclitaxel(パクリタキセル)175mg/平方メートルを追加されるグループと追加されないグループに分けた。その結果、ドキソルビシンを増量しても治療成績に差はないが、パクリタキセルを追加すると再発や死亡のリスクが有意に低下することが示された。
もう一方の臨床試験では、上記の臨床試験と類似はしているが、ドキソルビシンの用量を固定し、パクリタキセルの用量を 225mg/平方メートルとして実施した。その結果、パクリタキセルの追加により、再発なし生存が有意に改善された。

*****コラム:補助化学療法の必要性(疾患の程度別)*****

◇リンパ節陰性の早期疾患(ステージ I, IIA, IIB)の場合: 腫瘍のサイズや組織タイプ等により、化学療法が適応の場合と適応でない場合とがある(化学療法の内容が記述されていませんので、詳細は省略します)

◇リンパ節陽性の早期疾患の場合: 補助化学療法(補助ホルモン療法を併用することもあれば、しないこともある)が治療の主体である。アントラサイクリンを含む化学療法(例えば、doxorubicin+cyclophosphamide)の4サイクル投与が頻用される。但し、この治療では不十分であると考える腫瘍医も多く、同じ治療を2サイクル追加したり、paclitaxelを2〜4サイクル追加したりすることがある。

◇進行したケース(ステージ IIIA, IIIB): 手術後、doxorubicin+cyclophosphamide(ACと呼ぶメニュー) の4サイクルに続いて、同じ AC メニューを少なくとも 2 サイクル追加するか、又は、taxanesを 4 サイクル追加する。術前補助化学療法を実施する場合もある。

***** コラム 以上 *****

術前補助化学療法の効果について、集中的に研究されている。
或る臨床試験で、早期乳ガンの患者を対象に、ACメニュー(上記コラム参照)の4サイクルを、術前に実施した場合と術後に実施した場合との比較が行われた。
その結果、術前に AC 投与をしたグループでは、病理学的なリンパ節陰性率60%、乳房温存手術(BCS)の実施率 68%が達成された(術後 AC投与の場合は、それぞれ 42% と 60% であった) 上記で病理学的な、リンパ節陰性率を達成した患者だけについて、5年無病生存率、全体的生存率を見ると、それぞれ 84%、87% であった。(リンパ節陽性のままの場合は、それぞれ 72%、78%であった)

上記の好結果に基づき、NSABPは、ACメニュー 4サイクルに、docetaxelの 4 サイクルを術前、又は、術後に追加する臨床試験を実施した。その結果、docetaxelを術前に追加すると、病理学的完全寛解率が ACメニューだけの場合の約2倍になった(追加した場合、25.6%、しない場合、13.7%)

しかし、術前補助療法の役割については十分に確立されたわけではないので、臨床試験への参加を勧める。ER(エストロゲンレセプタ)やPR(プロゲステロンレセプタ)が陽性のケースでは、術前補助療法として tamoxifenや letrozole(つまり、ホルモン療法に使用する薬)を使用しても、化学療法剤と同様な反応を得ることができるかも知れない(反応を得るまでの時間は長くかかるだろうが)。
術前補助療法によって生存が伸びるとのデータは出ていないが、理論的には術前補助療法には利点がある(腫瘍のステージ低下、腫瘍の化学療法への反応について in vivo試験ができる、BCSが可能になる)。

転移性疾患の治療としては、内科治療が主体となる。閉経後の患者で、ERやPR陽性の場合は、tamoxifenやアロマターゼ阻害剤(anastrozole 、letrozole、 exemestane)の投与が、骨の疾患や一部の内臓疾患に対する標準治療である。多くのケースで、少なくとも部分的な反応を得ることができる。最初のライン(最初に実施されるという意味)の ホルモン療法ではガンが進行する場合でも、2番目や3番目のラインのホルモン療法、アロマターゼ阻害剤、酢酸メゲストロールには反応することがある。

ER down-regulatorsという薬のグループは、別の治療が挫折した場合、効果を持つ可能性がある薬として期待できるかも知れない。

閉経前の患者でERやPR陽性の場合、ovarian ablation※に続いて tamoxifenを投与することが治療の主体である。ovarian ablationは、内科的に実施したり( LHRH類縁体(goserelin、leuprolide、buserelin、triptorelin)を使用)、外科的に切除したり、放射線照射をしたりして実現する。

※ ovarian ablationとは、卵巣の機能を抑制することです。適当な日本語訳が見つかりません。このあたりにも、日本の医学の米国に比較しての大きな遅れが現れています。

内臓疾患が進行したケースやホルモン療法に反応しないケースでは、化学療法が適応となる。このようなケースでは、化学療法の目的は、症状のコントロール、進行のコントロール、生存を伸ばすことである。
転移性の乳ガンの場合、化学療法の目的は緩和的であるので、毒性を軽減するため、多剤を併用するよりも、単剤を順番に使用していくべきであると主張する専門家が多い(最も効果的な薬は、taxanes、アントラサイクリン、経口 fluoropyrimidines、vinorelbine、gemcitabineである)(表1を参照)(mougitaro注:このように書かれていますし、とくに、日本の医者は個々の患者をみないで、暴言に近い言い方をしますが、実は病気には非常に大きな個人差があるのが真実です。けっしてあきらめないで下さい)

HER2陽性の転移性乳ガンのケースについては、化学療法と trastuzumabを併用することで生存が改善されるとのデータが、2001年に示されている。

trastuzumabは、モノクロナル抗体であり、HER2/neuの細胞外領域に対する抗体であるが、HER2/neuを過剰発現している転移性乳ガンの患者に対して顕著な抗腫瘍活性を示す。転移性乳ガンのケースで、第一ライン療法として本剤だけを投与された場合、30〜35% の反応率が得られる。化学療法と併用した場合(中央値で 30ヶ月のフォローで)死亡の相対リスクが 20%低下した。但し、doxorubicinと併用した場合には、doxorubicinの心臓毒性が有意に増加する。従って、doxorubicinとの併用や、doxorubicinに続いての本剤投与は避けるというのが、現在のところの推奨である。

***** コラム:trastuzumab の作用メカニズム *****
(trastuzumabの推定作用メカニズムが説明されていますが、割愛します)
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『表1 転移性乳ガンに対する単剤の化学療法剤』
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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

以下の表に出てくる個々の薬に関する詳細は、化学療法剤各論のページをご覧下さい。
  略号:mg=ミリグラム、m2=平方メートル、n.a.=データなし
表1
医薬品名(一般名)  用量・スケジュール        全体反応率 %
Paclitaxel       175mg/m2(3時間点滴)3週毎     21-32
 〃          80-100mg/m2 毎週          23-53
Docetaxel        75-100mg/m2 3週毎          30-68
 〃          35-45mg/m2/週を6サイクル(2週休薬) 29-50
Doxorubicin       45-60mg/m2 3週毎          35-50
            (蓄積量 450-500mg/m2以下)
Epirubicin       90mg/m2 3週毎            35-50
            (蓄積量 900mg/m2以下)
Doxil(R)        20mg/m2静注 3週毎          n.a.
Capecitabine      2500mg/m2/日を 2週間(1週休薬)   25-30
Vinorelbine       25-30mg/m2/週            35-45
Carboplatin       (特殊な算出法)          n.a.

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『表2 乳ガンに対する補助化学療法メニュー』
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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

以下の表に出てくる個々の薬に関する詳細は、化学療法剤各論のページをご覧下さい。
  略号:mg=ミリグラム、m2=平方メートル、n.a.=データなし

表2(薬の名称の上にある2〜3文字の略語がメニューの名称です)
メニュー・薬の名称  用量・スケジュール   サイクルの間隔(日) サイクル数
CMF(標準)                                 
Cyclophosphamide    100mg/m2/日 14日間       28       6
Methotrexate      40mg/m2/日 1日目と8日目    28       6
5-Fluorouracil     600mg/m2/日 1日目と8日目    28       6

CMF(静注、リンパ節陰性の患者向けのメニュー)
Cyclophosphamide    600mg/m2            21       12
Methotrexate      40mg/m2             21       12
5-Fluorouracil     600mg/m2            21       12

CAF
Cyclophosphamide    100mg/m2/日 14日間       28       6
Doxorubicin(Adriamycin)30mg/m2/日 1日目と8日目    28       6
5-Fluorouracil     500mg/m2/日 1日目と8日目    28       6

CAF
Cyclophosphamide    600mg/m2 1日目         21-28      4-6
Doxorubicin(Adriamycin)60mg/m2 1日目         21-28      4-6
5-Fluorouracil     600mg/m2/日 1日目と8日目    21-28      4-6

AC
Doxorubicin      60mg/m2 1日目          21       4
Cyclophosphamide    600mg/m2 1日目         21       4

ACに続き paclitaxel(Taxol(R))
Doxorubicin      60mg/m2 1日目          21       4
Cyclophosphamide    600mg/m2 1日目         21       4
Paclitaxel       175mg/m2 1日目         21    4(ACのあと)

ACに続き CMF
Doxorubicin      75mg/m2 1日目          21       4
Cyclophosphamide    600mg/m2 1日目         21 8(第5-12サイクル)
Methotrexate      40mg/m2 1日目          21 8(第5-12サイクル)
5-Fluorouracil     600mg/m2 1日目         21 8(第5-12サイクル)

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§資料 B §



【資料名】

Current Meical Diagnosis & Treatment 2005 (通称 CMDT 2005と呼ばれている本)Chapter 40


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【化学療法の内容】



『現在の第一選択の治療法』

併用化学療法: さまざまなレジメン(併用メニュー)が補助療法として使用される。


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「リンパ節陽性の場合の併用化学療法」
doxorubicin又は epirubicinをベースにして、それに以下の薬の少なくとも 1 つを追加する:
fluorouracil、cyclophosphamide、docetaxel、paclitaxel


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「リンパ節陰性の場合の併用化学療法」
上記リンパ節陽性の場合に使用されている薬の併用、又は、cyclophosphamide + methotrexate + fluorouracil( CMFと呼ばれるレジメン(併用メニュー))


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「エストロゲン レセプタ、又は、プロゲステロン レセプタ陽性の場合」
tamoxifenを、(補助化学療法の実施の有無にかかわらず)、5年間投与する。


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『その他の有用な薬』

trastuzumab(Herceptin(R))と化学療法との併用、paclitaxel、docetaxel、epirubicin、mitoxantrone、topotecan、capecitabine、vinorelbine、thiotepa、vincristine、carboplatinまたは cisplatin、plicamycin、anastrozole、letrozole、exemestane、fulvestrant、fluvestrant、toremifene、プロゲスチン(プロゲステロン類似の合成薬)


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§資料 C §



資料 Source

American Cancer Society ホームページ
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更新日付

最初のまとめ:2005年 9月 15日

【【化学療法】】



【概論】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

化学療法というのは、抗ガン剤を使用する治療のことで、抗ガン剤は静脈注射や、経口、などで投与される。薬は血流に乗って、身体の全ての部分に到達する。化学療法を、腫瘍摘除術や乳房部切除術の実施後に、補助療法として実施すると、ガンの再発のリスクを低下させることができる。

化学療法を実施するのはサイクル単位である(投与する期間に続いて休薬する期間を設けてあるのを 1 サイクルとする)。化学療法は通常、6 ヶ月間程度継続する。

化学療法を主要な治療法として使用することもある。それは、ガンが診断時に既に乳房部や脇の下のリンパ節を越えて拡大していた場合や、最初の治療(手術など)の後で拡大した場合である。この場合の化学療法の長さは決まったものはない。ガンがどの程度縮小するかによって異なる。

外科手術の前に実施する化学療法を術前補助化学療法という。術前補助化学療法の利点は、これによってガンを縮小でき、十分に小さくなれば、乳房部切除術でなく、腫瘍摘除術で手術が可能になることである。

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【使用する化学療法剤】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

一般に、化学療法剤は、複数の薬を併用して投与する(時には、単剤が有効な場合はあるが)。最も一般的に使用される併用化学療法レジメン(メニュー)は以下の通りである(*):

(*)以下の一覧に出てくる化学療法剤の個々については、本サイト「化学療法剤のページ」を参照してください。

◇CMFレジメン= シクロホスファミド{Cytoxan} + メトトレキセート{アメトプテリン、 Mexate 、 Folex} + フルオロウラシル{ 5-FU 、 Adrucil}
◇CAFレジメン= シクロホスファミド + ドキソルビシン{アドリアマイシン} + フルオロウラシル
◇ACレジメン= ドキソルビシン{アドリアマイシン} + シクロホスファミド
◇ドキソルビシン{アドリアマイシン} + パクリタキセル(タキソール)
◇ドキソルビシン{アドリアマイシン}の投与に続いて、CMFレジメンの実施
◇シクロホスファミド + エピルビシン(Ellence) + フルオロウラシル

その他使用される化学療法剤としては、ドセタキセル{タキソテール}、ビノレルビン{Navelbine}、ゲムシタビン{Gemzar}、カペシタビン{Xeloda}、などがある。

補助薬化学療法として多くの場合に実施されるのは、まずドキソルビシン + シクロホスファミドを4 サイクル実施し、次いで、パクリタキセルを 4 サイクル実施する方法である。

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【化学療法の副作用】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

化学療法の副作用は使用した薬、用量、治療期間の長さ、によって異なる。一時的な副作用としては、疲労感、吐き気・嘔吐、食欲不振、脱毛、口内炎、などが起きることがある。月経周期の変化は一時的なことも、恒久的なこともある。

化学療法剤は、骨髄にある造血細胞にダメージを与えることがあるため、血球数が少なくなることがある。その結果起きることがあるのは:
◇感染リスクの増大(白血球不足による)
◇軽度の切り傷やケガによる出血やアザ(血小板の不足による)
◇疲労感、息切れ(赤血球の不足による)

化学療法に伴う一時的な副作用の多くに対して、非常に効果的な治療法がある。例えば、吐き気やと嘔吐を予防したり、軽減可能ないくつかの薬がある。また、成長因子と呼ばれる一連の薬は、化学療法後、骨髄の回復を助け、血球数低下に伴う副作用を治療できる。

恒久的な副作用として、早発閉経(通常よりも早期に閉経する)や、不妊が起きることがある。これらの問題は、患者さんがより高齢であるほど起こりやすい。これらの結果として、骨粗鬆症が起きることがある。
アドリアマイシン(ドキソルビシン)を長期間、又は、高用量で使用すると、恒久的な心臓損害を起こすことがある。しかし、この薬の用量は、医者が慎重にコントロールするはずである。医者は心エコー図計などを使って、徴候が現れ次第、この薬の使用をやめる。

その他の副作用として、「ケモ(化学療法)脳」がある。乳ガンの化学療法を受けた患者さんの多くは、精神的機能に於いて多少の低下を経験する。集中力とか記憶の面で若干の困難が生じることがある。この副作用は、長期間続くことがあるが、知的活動に影響してくることは稀である。

非常に稀であるが、乳ガン治療の数年とか数十年後に、使用した化学療法剤によっては、急性骨髄性白血病が起きることがある。しかし、このようなことが起きるリスクよりも、化学療法によって多くのケースで再発を防げたり、乳ガンによる死亡を減少可能であったりするという利益のほうが、はるかに優っている。

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【【ホルモン療法】】



【概論】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

エストロゲン(ホルモンの一種)は、閉経までは主として卵巣で、閉経後は脂肪組織で産生される。エストロゲンは、乳ガンの約 2/3のケース(エストロゲンかプロゲステロンのレセプタを発現しているガン)で、ガンを成長させる。以上のことから、乳ガンの治療法として、エストロゲンの効果を抑えたり、エストロゲンレベルを低下させるという方法がとられることがある。

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【tamoxifen(タモキシフェン)】

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最も一般的に使われている抗エストロゲン薬は、タモキシフェン(Nolvadex)である。この薬は毎日、錠剤のかたちで服用する。手術後、通常 5 年間、タモキシフェンを服用し続けることで、ガンの再発リスクを低下可能である(但し、ガンがエストロゲンレセプタかプロゲステロンレセプタを発現している場合)。タモキシフェンは、転移性乳ガンの治療にも使用する。また、乳ガン発症リスクが高い女性で、予防用にも使用される。

タモキシフェンは、子宮内面の粘膜のガン(子宮体ガン)発症のリスクを増大させることがある。(このガンは通常、非常に早い段階で診断され、外科手術で一般的に治癒可能である) タモキシフェンは、子宮肉腫(子宮の結合組織に起きる稀なガン)のリスクを増大させることがある。

タモキシフェンを服用している人は、腟からの異常な出血(上記の 2 つのガンに共通の症状)があった場合は、必ず医者に直ちに告げること。大部分の子宮からの出血は、ガンが原因ではないが、このような出血は直ちに検査の必要がある。

血液凝固は、もう 1 つのタモキシフェンの重大な副作用である。

その他のタモキシフェンの副作用として、体重増加(但し、最近の研究では実証されていない)、のぼせ、腟帯下、気分の変動、などが起きることがある。早期の白内障が稀に起きることがある。

以上のような副作用はあるが、大部分の乳ガンの患者さんにとって、タモキシフェンを服用する利益は、リスクよりもはるかに優っている。

乳ガンが骨に拡大している場合、タモキシフェンを投与されると、「腫瘍フレア」(骨や筋肉に於ける痛みや炎症の発生)が起きることがある。これは通常、素速く解消する。しかし、血液中のカルシウムレベルが上昇してコントロールできなくなることがある。この場合、タモキシフェンの使用は中止する必要があることがある。

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【raloxifene(ラロキシフェン)】

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American Cancer Society のホームページ


記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

ラロキシフェン(Evista)は、タモキシフェンと同じに、エストロゲンの乳房部組織や乳ガンに対する効果を阻止する。この薬はもともと、骨粗鬆症の治療剤として開発された。骨を強化する意味ではエストロゲンと同じ効果を持つからである。しかし、その他の面では、この薬は、抗エストロゲン剤である。

現在、この薬が乳ガンの発症リスクを低下させるかどうか、試験が行われている。

既に乳ガンと診断された患者さんについては、更に試験データが蓄積されない限り、この薬をホルモン療法剤として勧めることはできない。

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【toremifene(トレミフェン)】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

トレミフェン(Fareston)は、もう一つの抗エストロゲン剤であり、この薬はタモキシフェンに近い薬である。この薬は、閉経期の患者さんの転移性の乳ガンに対する治療剤として、一つの選択肢と言えるであろう。この薬は、エストロゲンレセプタ陽性、又は、エストロゲンレセプタの陽性/陰性不明のガンに対して使用される。

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【fulvestrant(フルベストラント)】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

fulvestrant (Faslodex)も、エストロゲンレセプタに対して作用する薬で、(米国で)承認されたばかりの薬である。しかし、エストロゲンレセプタを阻止するのではなく、当該レセプタを除去する(レセプタの数を減少させる)ことで効果を現わす。

タモキシフェンが奏功しなくなった乳ガンに対しても、しばしば有効である。投与は 1 ヶ月に 1 回の注射である。副作用としては、ほてり、軽度の吐き気、疲労感、が主なものである。

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【アロマターゼ阻害剤】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

閉経後の患者さんに於いて、エストロゲンの産生を抑えることで乳ガンを治療する薬である。3つの薬が認可ずみである。letrozole(レトロゾール)(Femara)、anastrozole(アナストロゾール)(Arimidex)、exemestane(エクゼメスタン)(Aromasin)、である。

これらの薬は、特定の酵素(閉経後の女性で少量のエストロゲンを産生する酵素)の働きを抑える。しかし、閉経前の女性に於ける卵巣でのエストロゲン産生は抑制しない。従って、アロマターゼ阻害剤が有効なのは、閉経後の患者さんに於いてだけである。

医者の多くは、乳ガン(ホルモンレセプタ陽性の)が再発した閉経後の患者さんに対するホルモン療法として最初に使う薬としては、タモキシフェンよりもアロマターゼ阻害剤を優先する。

アロマターゼ阻害剤は、補助ホルモン療法として、タモキシフェンと比較された。アロマターゼ阻害剤のほうが、タモキシフェンよりも副作用が少ない(アロマターゼ阻害剤は、子宮体ガンを起こさないし、血栓を形成させることも非常に稀である)

しかし、アロマターゼ阻害剤は、骨粗鬆症や骨折の原因となることがある。何故なら、閉経後の患者さんに於いて、全てのエストロゲンを除去してしまうからである。この副作用については、現在も研究が進展中である。

乳ガンの再発予防に於いては、アロマターゼ阻害剤はタモキシフェンと、少なくとも同等の効果を持つ。

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【卵巣の切除(外科的、又は、薬による)】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

閉経前の患者さんの場合、エストロゲンを身体から除去することは、ホルモン反応性の乳ガンの場合、効果的な治療法である。これは、卵巣を外科的に切除することにより実施できる。また、黄体化ホルモン放出ホルモン(LHRH)類縁体という薬で実施することもできる。一般的に使用される薬は、ゴセレリン又はleuprolideである。これらの薬は、卵巣でエストロゲンが産生されるメカニズムを阻止する。これらの薬を補助療法に使用することが現在臨床試験で評価中である。

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【酢酸メゲストロール】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

酢酸メゲストロール(Megace)は、黄体ホルモン類似の薬で、進行性の乳ガンに対するホルモン療法として使用される。とくに、他のホルモン療法が奏功しなくなったケースで使用される。主な副作用は、体重増加である(この作用を利用して、進行性のガンで体重が減少した患者さんで体重を回復するためにこの薬を使用することがある)。

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【その他のホルモン抑制方法】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

進行性の乳ガンで、他のホルモン療法薬が奏功しない場合、アンドロゲン(男性ホルモン)が検討されることがある。アンドロゲンは、男性的な特徴を生じさせる(例えば、体毛の増加、低い声)が、治療法として効果的なことがある。

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【【ハーセプチンによる治療】】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

trastuzumab(トラスツズマブ)(Herceptin)は、モノクロナル抗体で、HER2/neuという蛋白質に結合ずる。この蛋白質は、正常な乳房部の細胞や、大部分の乳ガンに少量存在している。

乳ガンの約 1/3に於いて、HER2/neuが過剰に存在しており、そのようなガンは、成長や拡大が激しい傾向がある。ハーセプチンは、HER2/neu蛋白質による乳ガン細胞成長を抑制することができる。また、ハーセプチンは、免疫システムを刺激して、ガンをより効果的に攻撃させる作用も持つと考えられている。

ハーセプチンは、化学療法の後に再発した乳ガンや、化学療法中にも成長を続けていた乳ガンを縮小させることができる。特定の患者さんの場合には、ハーセプチンを化学療法剤と組み合わせたほうが、化学療法剤単独よりも効果的なことがある。

ハーセプチンの治療を開始するのは通常、標準的なホルモン療法や化学療法が奏功しなくなってからである。しかし現在、臨床試験が実施中で、その臨床試験では、ハーセプチンを補助化学療法と併用すれば乳ガンの再発リスクを低下できるかどうか評価中である。

化学療法剤と比較すると、ハーセプチンの副作用は比較的に軽度である。副作用としては、発熱や悪寒、脱力感、吐き気、嘔吐、咳、下痢、頭痛、などがある。

一部の患者さんでは、心臓へのダメージが報告されている。心臓へのダメージのリスクは、ハーセプチンをアントラサイクリン系の化学療法剤(ドキソルビシン、エピルビシン、など)と併用した場合、約 3倍に増大する。主な症状は、息切れ、重症の疲労感である。これらの症状が起きた場合、直ちに医者に告げること。

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【【高用量化学療法】】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

化学療法や放射線療法で、非常に高用量を使用してガン細胞を殺すことは可能であるが、そのような治療をすると、骨髄中の幹細胞も殺すことになってしまう。骨髄中の幹細胞に障害を受けると、血球数が低下し、その結果、患者さんは時には致死的な可能性がある感染症や出血を起こしやすくなる。

骨髄中の幹細胞の障害を回避する方法の一つが、まず患者さんの(末梢血液中又は骨髄中の)幹細胞を採取しておき、高用量化学療法の後に、採取しておいた幹細胞を静脈に注射するやりかたである。静脈に注射された幹細胞は骨髄を見つけることができるので、間もなく自分自身を骨髄で再構築し、血球を生産する身体の能力が回復する。

この方法を、進行性の段階で診断された乳ガンのケースで、好適に応用できるのではないかと考えられた。しかし、いくつかの臨床試験の結果では、この方法による利益は示されていない。つまり、高用量化学療法( + 幹細胞移植)を受けた患者さんでも、生存期間は、通常の化学療法を受けた患者さんの場合と同等であった。

さらに、高用量化学療法( + 幹細胞移植)では、標準的な化学療法に比較して、重症の副作用の頻度が高い。高用量化学療法についての研究は行われているが、最近の研究結果でも、多くのリンパ節にガンが拡大した患者さんで高用量化学療法を実施しても、死亡率が低下することはなかった。

仮に、より新しい研究で死亡率の低下が示されたとしても、低下の程度は非常に小さいであろう。

この分野の専門家は、高用量化学療法を受けるのであれば、臨床試験の一部として実施されている場合に限ったほうが良いと勧めている。

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【【ビスフォスフォネート系薬剤】】

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記事のおおまかな内容: 上記のホームページの該当ページには、大略以下のような内容が書かれています。

2つの薬が、骨の強化の目的で使用されている。pamidronate(パミドロネート)(商品名 アレジア)と zoledronic 酸(ゾレドロン酸)(商品名 ゾメタ)である。これらの薬は静脈注射で投与され、ガンが骨に転移したケースに於いて、骨へのダメージを予防する効果がある。

現在進展中の数件の臨床試験では、これらの薬が、骨への転移自体を予防する効果があるのではないか、という評価が行われている。

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§資料 D §(未記入)